東京・参宮橋に位置する、ちょうどいいアート専門店
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1974年生まれ
鹿児島出身
〜作家コメント〜
「職人は十年やって、二言三言。」京都での修業時代に師匠に云われた言葉です。「モノが喋ればええんや」と。作品が私であります。
京都にて、京焼の絵付けを修行。修行のかたわらで、借家の玄関で電気窯を据え付け、釉裏銀彩技法に独学で取り組み始めました。釉裏銀彩(ゆうりきんさい)技法とは切り抜いた銀箔を一度生地に焼き付けた後、施釉し、再度焼成する日本独自の技法。銀彩技法は通常、経年黒変いたしますが、釉裏銀彩は銀箔を釉薬がコーティングする為に、空気に触れず、銀箔の黒変を抑えます。扱いの困難な箔をきりぬく技術に加えて、各焼成段階で細かな温度管理が求められる、大変手間の掛かる技法です。長い陶芸の歴史の中で、釉裏銀彩はまだ生まれたばかりの技法。
自分が見たことのないモノ。ワクワクするモノ。百年たっても新しいモノ。自分なりの目標に向かって少しづつ精進したいと思います。